渋滞はなぜ起きるのか
車に乗っていてふと思いました。
こんな学問があったんですね。
渋滞の原因は事故による原因しかないと決めつけていました。あとは運転者の技量とか、スマホの見すぎで前をみていないとか結構出てきます。
高速道路の渋滞が起こる箇所1位は「サグ部・上り坂」となっている。サグとは英語でsagと書き、たわみを意味する。具体的には100m進むと1m上昇または下降するぐらいの坂だ。サグは傾斜が非常に緩やかなため上り坂だと気付かず、アクセルそのままで走ろうとしてしまうので自然とスピードが落ちることが多い。
渋滞時はどうしてもイライラしたり疲れが見えてくるのでこの渋滞の原因になり得る車間距離に余裕がなくなってくるとあります。俯瞰して見ると渋滞のメカニズムが目で分かり面白いかもしれません。
混雑時には急いで走るよりもゆっくり走ったほうが目的地に早く着くそうです。いまいちピンときませんがあきらかに赤信号でひっかかるのに猛スピードで走る車を何度か見かけました。私も経験がありますがあれの繰り返しということでしょうか。
こういう時には自動運転が期待できますしはやく映画みたいに実現してほしいですね。
人間は視界から得る情報が圧倒的なのでこうと決めていても疲れていたりすると正常な判断ができなくなってしまうでしょう。安心してくださいというアナウンスを聞いても目の前で人々がパニックなっていたら落ち着かないというほど視覚からの情報を優先してしまいがちです。
人間は利己的な生き物なので自分が得したいという欲求のせいでかえって全員が損をするという構造になっているみたいです。
その意味で人間はアリにも劣る。アリの世界に渋滞はない。インドの研究者と共同で調査した結果、外敵に襲われるといったパニック状態を除き、アリは行列の間隔を詰めすぎることがなく、渋滞を未然に防いでいることがわかった。これは長い進化の過程で獲得した行動パターンなのだと思われる
すごいですね、これは。人間にも似た事例があって例えばエスカレーターは片側を開けますよね。実はこれは自然に発生した仕組みだそうです驚きですね。こういう効率的なことが自然に起き住みやすい社会になっていってほしい限りです。
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