ウォルマート カナダ
www.bloomberg.co.jp 株価ウォルマート
商品を購入する際に、あらかじめ会員登録したクレジットカードを提示すると、クレジットカード会社が一旦支払を肩代わりし、後日クレジットカード会社がカード会員に請求する仕組みです。通信販売、ネットショップで、代金引換の次によく使われる支払方法です。クレジットカードのクレジットは信用という意味。
店舗でクレジットカード決済をできるようにするために、クレジットカード会社と契約を結びます。アクワイアラと呼びます。最近は直接クレジットカード会社と契約を結ぶのではなく、決済代行会社と契約を結ぶこともあります。ルーミーズとか、ゼウスとかがそれです。
クレジットカードを所有するには、上記5ブランドのいずれかをつけたクレジットカードを発行するクレジットカード会社に会員登録を行います。このカード会社のことをイシュアと呼び、三井住友カード、DCカード、セゾンカードなどがその会社です。
クレジットは信用でクレジットは支出を押し上げ経済の原動力になっていることがここで説明されています。
「より低価格の商品とサービスを消費者に提供する」というウォルマートの事業方針と、Visaが加盟店に課する「法外な手数料」が真っ向から対立。両社間で長期にわたり交渉が続いていたが、Visa側のかたくなな主張にウォルマートがとうとうしびれを切らした結果だ。
年間82億円の手数料をVISAに払っているとのことですがほかのクレジット会社も同じではないかと思いましたがどうやら一律レートを採用しているアメリカン・エクスプレスなどとは違いVISAカードの取扱には事業規模や取引金額次第で1%から3%まで差が生じると明記してあります。
この計算方法を当てはめるのは間違いかと思いますが例えば10万円買い物したとしたら1000円と3000円の差が生じます。金額が大きくなるにつれて差も大きくなっていくと考えたらこの手数料の幅は結構大きいですね。
ウォルマートでVisa取扱停止へ カナダで7月から | ZUU online
VISAはブランド力がすごい規模にのぼるのでカナダ全店で使用不可だとしたら今までVISAクレジットカードを使用していた消費者はどれくらいの規模になりどれほど影響力があるのでしょうか。他のクレジットに切り替えるだけの話で収まるのでしょうか。
2015年にはウォルマートの独自決済(Walmart Pay)が発表されています。
米ウォルマート、独自のモバイル決済サービスをリリース - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
ウォルマートは同社が提供しているスマートフォン・アプリ(iOSならびにAndroid版)に「Walmart Pay」の機能を追加することで、買い物客が店頭で、Walmart.comアカウントに保存した決済手段で支払いが行えるようにしたという。具体的には、買い物客が立ち上げたWalmartアプリを使って、レジでQRコードを読み込み、自らのWalmart.comアカウントに登録済みのギフトカードやデビットカード、クレジットカードなどから代金引き落とし方法を選ぶ形を取る。支払いの一部を現金で行うことも可能とされている。
いずれにしても決済方法が激化し消費者が選択できる日がもう来ています。利便性重視だと恐ろしくはやく流通しそうですがまだまで日本には馴染みがなさそうです。
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