メディアとの付き合い方
私たちは日々情報をニュースなどで得ますが
適切な現状認識を欠き妥当とは言えない先入観や固定観念に基づいて危機のリスクをあおるような報道いかがなものかと思います。
「老後破綻」「老後は1億円必要」という煽りのまやかし それほど心配は不要なワケ | ニコニコニュース
老後に一億円必要とはかなり生活水準が高く設定されているような気がします。目の前の情報に踊らされて不安になってもどうすることもできません。
普段の判断材料はどうしてもこれまで培ってきた常識が基準になってしまうのでひとたび煽るようなメディアの報道は異常と感じてしまうのではないでしょうか。
常識とは18歳までに積み上げられた先入観の堆積物に過ぎない
by アインシュタイン
新興国経済が変調をきたしたり通貨が大きく下落したりすると決まって危機の可能性が取りざたされるが1990年代半ばから2000年代初頭にかけて頻発した危機をベンチマークとするのであれば過去数年間に主要国で起こった出来事は危機には程遠いとあります。いまだにこうした根強い記憶はたびたび掘り起こされ危機再来のリスクが存在するという固定観念・先入観に大きな影響を受けたものになりがちです。
情報の受け手と出し手に基本的な知識があればこうした事態は避けられるが未知の部分や未曾有の部分が露出したときには固定観念・先入観が先行しがちになるのでどうしてもメディアの情報を鵜呑みにしてしまいますね。
*1
情報は量より質、自分の目で判断できる技量を持たなければいけません。
*1:質の向上を伴わない情報量の増大ほど危険なものはない